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AIを活用してデジタル社会の進化に対応する脅威インテリジェンス

サイバー攻撃の成長と進化が続くにつれて、革新的ソリューションや信頼できる脅威インテリジェンスの必要性も高まっています。FortiGuard Labsは、数百万台のセンサーで構成されたグローバルネットワークを使用して世界中の攻撃対象領域を監視し、人工知能(AI)を活用したデータマイニングによって新たな脅威を特定し、来たるべき攻撃への備えを徹底します。


アクティブアウトブレイクアラート

重大なサイバー攻撃の影響を多数の組織が受けている場合、 FortiGuardアウトブレイクアラートは、具体的な影響、攻撃の技術的な詳細、現在および将来のサイバー攻撃から組織を保護する方法を理解するのに役立ちます。

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2024年8月19日
Severity: 高
Apache OFBiz RCE攻撃
Type: 攻撃

Apache OFBiz RCE攻撃とは
FortiGuard Labsは、最近見つかったApache OFBizの脆弱性(CVE-2024-38856およびCVE-2024-36104)を標的にする攻撃の試行を継続して観測しています。悪意で特別に作成した認証されていない要求を使用して脅威アクターがこれらの脆弱性の悪用することで、リモートコード実行が可能になる恐れがあります。すべてを表示

FortiGuard Labsによる分析 

Apache OFBizは、オープンソースのERP(Enterprise Resource Planning、統合基幹業務システム)システムで、さまざまな業界でビジネスソリューションとして利用されています。顧客関係、注文処理、人事などのビジネスオペレーションを管理するツールが提供されています。世界中で数百社がApache OFBizを使用しているとされています。このソフトウェアに複数の脆弱性が存在し、PoCエクスプロイトが公開されているため、Apache OFBizを使用している組織は、早急に対策を講じる必要があります。

フォーティネットによるApache OFBiz RCE攻撃の検知と保護

  • FortiGuard IPSシグネチャにより、この攻撃に関連する脆弱性を標的にするトラフィックを検知してブロックします。
  • FortiGuardアウトブレイク検知サービスがFortiAnalyzerを使用して提供する自動イベントハンドラー / レポートにより、この攻撃の検知とレスポンスが可能になります。
  • Indicator of Compromise(IOC:侵害指標)サービスは、FortiAnalyzer、FortiSIEM、FortiSOARを使用した脅威ハンティングを可能にします。

詳細情報の入手方法 

FortiGuard.comに掲載されるアウトブレイクアラートレポートには、検知と保護を提供するすべてのFortiGuardサービスの詳細に加えて、攻撃のレスポンス、復旧、特定の方法などの情報も記載されています。表示を減らす

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2024年8月6日
Severity: 高
Jenkins RCE攻撃
Type: 攻撃

Jenkins RCE攻撃とは
脅威アクターがランサムウェア攻撃で、Jenkinsに存在する任意ファイル読み取りの脆弱性(CVE-2024-23897)を標的にしています。FortiGuard Labsは、この脆弱性を標的にする実際の攻撃のテレメトリを継続して確認しています。すべてを表示

FortiGuard Labsによる分析 

Jenkinsは、オープンソースの継続的インテグレーション(CI)サーバーであり、数千の開発チームが使用している人気のDevOpsツールでもあります。ビルド、自動テスト、パッケージングなどのソフトウェアデリバリープロセスのいくつかの段階の管理や制御を支援します。Jenkinsには、組み込みコマンドラインインタフェース(CLI)が提供されており、args4jライブラリを使用して、CLIコマンド処理時にJenkinsコントローラーのコマンドの引数やオプションを構文解析します。このライブラリの脆弱性(CVE-2024-23897)により、認証されていないユーザーによるファイルシステムの任意のファイルの最初の行の読み取りが可能になり、結果としてRCEが可能になる恐れがあります。FortiRecon ACIサービスも最近、このCVE-2024-23897についてダークウェブでディスカッションされているのを確認しました。さらには、概念実証(PoC)エクスプロイトが公開されているため、この脆弱性にパッチを適用して、エクスプロイトを検知することが極めて重要です。

フォーティネットによるJenkins RCE攻撃の検知と保護

  • FortiGuard IPSシグネチャにより、この攻撃に関連する脆弱性を標的にするトラフィックを検知してブロックします。
  • FortiGuardアウトブレイク検知サービスがFortiAnalyzerを使用して提供する自動イベントハンドラー / レポートにより、この攻撃の検知とレスポンスが可能になります。
  • Indicator of Compromise(IOC:侵害指標)サービスは、FortiAnalyzer、FortiSIEM、FortiSOARを使用した脅威ハンティングを可能にします。

詳細情報の入手方法 

FortiGuard.comに掲載されるアウトブレイクアラートレポートには、検知と保護を提供するすべてのFortiGuardサービスの詳細に加えて、攻撃のレスポンス、復旧、特定の方法などの情報も記載されています。表示を減らす

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2024年8月6日
Severity: 高
ServiceNowリモートコード実行攻撃
Type: 攻撃

ServiceNowリモートコード実行攻撃とは
ServiceNowは、企業の人事管理システムのビジネストランスフォーメーションのプラットフォームとして広く利用されています。ServiceNowは、CVE-2024-4879、CVE-2024-5178、CVE-2024-5217で識別される3つのセキュリティ脆弱性を公開しました。これらの脆弱性は、ユタ、バンクーバー、ワシントンDCのNowプラットフォームリリースを始めとする、さまざまなバージョンのNowプラットフォームに影響します。すべてを表示

FortiGuard Labsによる分析 

FortiGuard Labsは、これらのServiceNowプラットフォームの脆弱性(CVE-2024-4879、CVE-2024-5217、CVE-2024-5178)を標的にする攻撃の試行を継続して確認しています。これらの脆弱性を組み合わせて悪用することで、リモートコード実行や不正システムアクセスによるデータ侵害が可能になる恐れがあります。脅威アクターが公開されている概念実証(PoC)エクスプロイトを武器化する可能性があり、CISAもこれらの脆弱性をKEV(Known Exploited Vulnerabilities:悪用が確認された脆弱性)カタログに追加しました。

フォーティネットによるServiceNowリモートコード実行攻撃の検知と保護

  • FortiGuard IPSシグネチャにより、この攻撃に関連する脆弱性を標的にするトラフィックを検知してブロックします。
  • FortiGuardアウトブレイク検知サービスがFortiAnalyzerを使用して提供する自動イベントハンドラー / レポートにより、この攻撃の検知とレスポンスが可能になります。
  • Indicator of Compromise(IOC:侵害指標)サービスは、FortiAnalyzer、FortiSIEM、FortiSOARを使用した脅威ハンティングを可能にします。

詳細情報の入手方法 

FortiGuard.comに掲載されるアウトブレイクアラートレポートには、検知と保護を提供するすべてのFortiGuardサービスの詳細に加えて、攻撃のレスポンス、復旧、特定の方法などの情報も記載されています。表示を減らす

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2024年6月12日
Severity: critical
PHP RCE攻撃
Type: 攻撃

PHP RCE攻撃とは
CVE-2024-4577は、PHPに存在する引数インジェクションの脆弱性です。この脆弱性のエクスプロイトにより、RCE(リモートコード実行)が可能になる恐れがあります。TellYouThePassランサムウェアグループがこの脆弱性を悪用してWebシェルを配布し、標的システムにランサムウェアを展開していることがわかりました。 すべてを表示

FortiGuard Labsによる分析 

このPHPの新しい脆弱性を標的にするエクスプロイトの試行が増加しており、FortiGuard Labsは、25,000以上の一意のIPSデバイスで確認しています。フォーティネットのお客様においては、IPSシグネチャによってこの脆弱性を標的にする攻撃の試行が検知され、ブロックされます。FortiGuard Labsは、ベンダーから提供される最新のパッチを適用することで、あらゆるリスクを完全に減災することをお勧めします。

フォーティネットによるこの攻撃の検知と保護

  • FortiGuard IPSシグネチャにより、この攻撃に関連する脆弱性を標的にするトラフィックを検知してブロックします。
  • FortiGuardのアンチウイルスシグネチャにより、TellYouThePassランサムウェアウェアに関連する既知のマルウェアを検知し、ブロックします。
  • FortiSandboxとFortiXDRによる振る舞いベースの検知により、ファイルレスマルウェアや未知のマルウェアなどの高度な脅威の自動的な検知とレスポンスが可能になります。
  • FortiGuardアウトブレイク検知サービスがFortiAnalyzerを使用して提供する自動イベントハンドラー / レポートにより、この攻撃の検知とレスポンスが可能になります。
  • IOC(Indicator of Compromise:侵害指標)サービスは、FortiAnalyzer、FortiSIEM、FortiSOARを使用した脅威ハンティングを可能にします。

詳細情報の入手方法 

FortiGuard.comに掲載されるアウトブレイクアラートレポートには、検知と保護を提供するすべてのFortiGuardサービスの詳細に加えて、攻撃のレスポンス、復旧、特定の方法などの情報も記載されています。表示を減らす

 

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